通常、慰謝料の相場は、一定の基準に基づいて算定されます。
慰謝料は、死亡慰謝料・後遺症慰謝料・傷害慰謝料に別けて考えられます。
死亡慰謝料は、被害者が一家の生計を担う大黒柱であった場合と、そうでない場合に別けて金額が定められています。
後遺症慰謝料は、後遺症の程度や等級に応じて決められます。
損害慰謝料は、傷害の程度や入院・通院の日数に応じて基準額が決められています。
こういった慰謝料の基準として代表的なものとして、財団法人日本弁護士連合会の「交通事故損害算定基準」や、強制保険の「自動車損害賠償責任保険(共済)損害査定要綱」、任意保険の「自動車対人賠償保険支払基準」などがあります。
これらは、多少異なる点もありますが、基本的な部分は共通しています。
裁判所が慰謝料を算定する場合、慰謝料の算定基準はありません。ですが、裁判所によってまちまちというわけではなく、死亡の場合は、2000万円から2800万円までの間で算定されるのが目安といわれています。
ただし、まったく同じ条件の交通事故はありません。相場とされる慰謝料は参考として捉え、それぞれの事故状況や、当事者の事情を考えたうえで、慰謝料を算定する必要があります。