慰謝料と示談金

慰謝料とは、実際に蒙った損害のほかに、精神的な苦痛に対して「慰謝する」ために支払われるもので、示談金とは、慰謝料、休業補償、治療費などすべての補償金の総称で事故の当事者が決めて支払うものを言います。

前述したとおり、慰謝料は、実際に蒙った損害のほかに精神的な苦痛に対して「慰謝する」ため支払われるものを言います。

その金額は自由に決めることができますが、交通事故の場合、慰謝料の相場は原則として自賠責保険基準や任意保険基準で計算された金額となっています。

 

交通事故慰謝料と示談金の違い


また、交通事故の慰謝料は、精神的苦痛に対しての金額のみではなく、治療費用・入院雑費・通院費用・休業損害などを考慮したものとなります。

治療費は交通事故で負った怪我の治療に掛かった実費全額となり、入院雑費は、入院した日にちに一定金額(保険業界は¥1,000、弁護士業界は¥1,500)を掛けて算出したものとなります。

また、通院費用は、被害者の自宅から病院までの往復にかかる料金に、通院した日数を掛けたものとなり、休業損害は被害者が事故にあう3ヶ月前の給与所得を90日で割り、1日あたりの給料の平均額を算出したものに、事故で休業した日数を掛けた金額となっています。

示談

ちなみに、慰謝料は人身事故の場合のみで物損には支払われません。

一方、示談金は、慰謝料、休業補償、治療費などすべての補償金の総称で、事故の当事者が決めて支払うものを言います。

示談金の金額を決めるための、法的な金額の相場や基準はありません。当事者間で金額の取り決めを行う方法がとられている場合が多いです。 ただし、示談金には慰謝料が含まれているので、慰謝料を含めた損害賠償金額を算定していく必要があります。

上記に記載したように、慰謝料には、保険などの算定基準がありますので留意する必要があります。


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